仕事から受ける影響や考え方の変化

20代と30代はまるっきり変わる

今の若い子たちは我々アラサー軍団とは違い、起業がしやすく上手く稼いでいるやつも少なくない。ねずみ講なども未だに存在してるらしいが、ネットが一般的になった今は情報を発するのが容易になり、数多くのセミナーが開催されている。こういうものの半分ぐらいは詐欺が多いか、中身がないセミナーである。

20代前半は社会常識がなく、怒られ慣れていないため仕事で病んでしまいやすい。これは私も経験があるのでよくわかる。一番しんどいのはうつ病だ。これは無気力になり、何をするのにも臆病になり、ひどいと体調まで悪くなる。

おっさんが思うにリーマンショックまではある程度景気もよく、よくも悪くも日本社会は緩い部分があった。しかし、サボっていては他社に負けるという流れでどの会社も締め付けが厳しくなり、働き始めた若者にはキツイ社会となった。これの最たる例が電通の自殺事件である。大きい会社ほど一人の人間に視線がいかない。道に落ちている落ち葉ぐらいの存在にしか思っていない会社が多い。社員ファーストがいまの時代に合っていると思う。社員の幸せがあって仕事もうまくいくことを上の連中はわかっていない。

未来の社会へ向けて

ようやく政府も日本の働き方に介入してきたが、まるで分っていない。裁量労働制の範囲を広げたことで何も変わらない。完全有給消化の法律や、おかまやゲイが一般の会社で働ける法律、残業を減らす法律などがいまだにできないのはなぜなのか。これだけ発展してインフラも整っている日本なのに幸福度ランキングでは世界でも低い。

若者がもっともっと今の社会に興味を持って自分たちで改善していく流れが欲しい。なにもしなければ何も変わらない。傷を舐めあったところで、その時だけ心が安らぐだけなのだ。日本の選挙は仕組まれたものなので、正しい国民がいくら投票したところで何も変わらない。政府には期待できないのだ。日本を出るという選択肢もある。

アジアでは日本人が多く働いており、日本から移住して働いてくれる人を募集している。タイ・マレーシアあたりは比較的、治安も安定しているのでオススメだ。ベトナムもまぁまぁいいがスリが多すぎるので、自己管理できる人でないと住めないだろう。

これを読んだ人は、いま住んでいる地域や国だけで仕事を考えないで欲しい。幅広く可能性を感じて欲しいのだ。30代になって都会に疲れて、田舎に帰るのではなく、田舎で何ができるかを計画的に考えて就職なり企業をして欲しい。

あまり文章にまとまりがないのが申し訳ないが、何か伝わったのであれば幸いである。